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ママたちが非常事態!

こんにちは 三重県津市の整理収納アドバイザー たなかえりです

だいぶ前ですが NHKスペシャル・ママたちが非常事態!?という番組が放送されました

これを見た後

ふっと心が軽くなりました

少しでも多くのママたちにこの事実を知ってほしいな。と思います

以下番組内容です

まず育児中のママたちを苦しめているのは

ものすごい孤独と不安

番組冒頭 1人のママが発した言葉

「なんの地獄かと思いました

毎日、予想の下を下をいく生活」

これを聞いた時

地獄という言葉ではないけれど それに似たしんどさがあったなと気持ちが過去に引き寄せられる感じがしました

日本の母親の

約7割

が育児で孤独と不安をかかえているというデータがあると

ではなぜ孤独や不安になるのか

そこにはホルモンが関係しているとのこと

妊娠中はエストロゲンがどんどん増え出産すると急激に減る

それによって孤独や不安を感じるとのこと

ではなぜ人間にはそのような機能が備わっているのか

アフリカ カメルーンの民族の育児にそのヒントが

そこでの育児はというと

まだ生後3ヶ月の子供を他人に預け母親は山へ行きます

母親不在の間は別の女性が赤ちゃんをみます

そして赤ちゃんが泣きだすとまた別の母乳の出る女性がその子に母乳を与える

幼い子供達も赤ちゃんをおんぶしたりと子育てを手伝っているのです

つまり この集落では太古の子育てが守りぬかれてる

太古の子育てとは

みんなで育てる共同養育

エストロゲンが作用するのは母親に共同養育を促すためとも言われている

不安や孤独を感じさせ共同養育させるために

人間というのは共同して保育するように出来ている

もうこれはずっとずっと昔の

700万年前 人間とチンパンジーが分かれた時から時間をかけて続いてきたこと

それがこの100年弱

たった100年の間に崩れてしまった(核家族になったため)

本来であれば共同して保育するように出来ているのに

日本では子育てを誰も手伝ってくっれない

そんなこと人間できない

できるようにはつくられていない

この言葉を聞いて

ふーーっと心が軽くなりました

6年前

私も不安や孤独を感じ、楽しく育児できない自分はおかしいと思っていました

でも

違った

出来ないことをやっていたんだと

日本では夫の育児参加時間も短くベビシッターの利用も少ない

救いを求めて母親たちが次々に繋がり合う「ママ友」も

世界で日本だけの特殊な社会現象なんだとか

一緒に暮らしている夫だって

毎日、妻がどんな気持ちで子育てしているのか分かっている人は少ないのでは

「1人では子育てできないんだよ」

「あなたたち無理な子育てしてますよ」

ということを知った今

とっとと敗北宣言しちゃいましょう

出来ないよー

助けてよーって

夫でも親でも保育園や幼稚園の先生でも

児童館のスタッフさんや保健センターの相談員さんでも

ママ友でも旧友でも

スーパーのおばさんでもご近所さんでも

誰でもいいから頼ったらいい

しんどいよ〜助けて〜って言えたら

これからの育児に

もっと笑顔が増えるかも