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子育て中のママ薬剤師 東京での転職は厳しい? 薬剤師転職について徹底解説

子育て中のママ薬剤師 東京での転職は厳しい? 薬剤師転職について徹底解説

私は以前、東京にある大学病院に勤務していました

その時の同期と今でも連絡を取り合うのですが結婚してママになった同僚も多いです

皆で転職について話していたところ「東京での転職先が見つからない!」という声を聞きました

そこで今回は東京での薬剤師転職について最近の動きなども含めてお伝えします

※本ページはプロモーションを含みます

目次

  1. 薬学部増加 薬剤師数の推移
  2. なぜママ薬剤師の転職は難しいの?
  3. ママ薬剤師が転職する方法
  4. 条件を広げてみる
  5. 時期を見極める
  6. 転職エージェント以外に友人を頼る
  7. ママ薬剤師オススメの転職サイト

薬学部増加 薬剤師数の推移

薬剤師転職を考える上で最近の薬剤師数の推移についてお伝えします

私が薬学部を卒業した時(もう20年近く前)は4年で卒業できましたし薬科大学も今みたいに多くはありませんでした
あの慶応の薬学部は当時なくて共立薬科大学が吸収された感じでした(はぁ月日の流れが早すぎてこわい・・・)



※厚生労働省HPより
こちらの表は薬剤師数と薬局数の推移を表したものです

薬剤師数はグラフから分かる通り平成元年から令和2年までの約30年で薬剤師数は約4倍に増えています

かたや薬局数はここ10年はほぼ横ばい

薬剤師がこんなに増加したのには6年制が始まる前後に薬学部や薬科大学の新設が増えたためだと考えられます

医学部や歯学部と異なり薬学部は新設や定員などを自由にふやすことができます



※厚生労働省HPより
このように1977年から2003年頃まで横ばいだった薬学部が約5年の間に1.6倍くらいに増えています

以前は売り手市場だった薬剤師ももうすぐ飽和してしまうのでは?

というか東京や大阪のような首都圏ではすでに飽和状態になっている気がします

というのも同僚のママ薬剤師(3歳の女の子のママ)が旦那さんの転勤で東京に引っ越してきた際、転職活動をしたのですが、条件に合う薬局が見つからず友人のつてでなんとか就職することができたそう

このように小さい子を持つママ薬剤師が東京などの首都圏で転職するのは厳しい現状です

なぜママ薬剤師の転職は難しいの?

私の友人のママ薬剤師が転職活動に苦労した一方ですぐに転職できた友人も結構います

その違いは何かというと転職の条件です

薬剤師の割合は女性が6割、男性が4割くらいで男性は企業や病院に就職する人が多いので必然的に薬局薬剤師は女性が多くなります

女性は子どもが生まれると働く時間がどうしても限られてきます

保育園に入れればある程度遅くまで預かってもらえますが、保育園に入れなかった場合は幼稚園や認定こども園を利用する人もいます

その場合、薬局の閉店時間まで働けなくなることが多いです

私がパートをしていた時もそうでしたが15時くらいに退社するママ薬剤師が多かったです

よって薬局はラストまで入れる薬剤師を求めます

ラストまで入れる人、土日祝勤務OKな人がほしいのです

すでに薬剤師飽和状態にある首都圏ではその傾向が強いです

また小さな子がいて近くに親族など頼れる人がいないとなると急な体調不良など休まざるを得ないこともありますもんね

そこを含めてママに優しい社会であってほしいと思うけれど、あの忙しい状況を考えると難しいのかなぁ

ママ薬剤師が転職する方法

首都圏ではママたち転職or復職できないの!?
と思ってしまうかもしれませんがそんなことはありません

周りのママ薬剤師がどのように転職活動しているかも参考にお伝えします

条件を広げてみる

勤務時間についてですが、以前は東京では子どもの数に対して保育園が足りなくて入園は絶望的と聞いたこともありますが、【待機児童対策】により現在保育園の数は増えてきています

保育園に預けてなるべく長時間働けるようにしたり、送迎はママだけでなくパパにもやってもらうなど夫婦で協力して育児を行うことで環境を整えることです

また「通勤時間は短く、大学病院の門前じゃなきゃ嫌だ」などといった細かい条件を付けるとなかなか見つからないので少し幅を広げて探してみるのも良いかと思います

東京に住んでいても車があったり近隣の県にすぐ行ける方は東京以外で探すと見つかる可能性が上がります

時期を見極める

そして一番大事なことは諦めないことです

たとえ条件に合う就職先がすぐにみつからなかったとしても、諦めずに探し続けていたら見つかることもあります
まずは転職サイトに登録し、すぐに見つからなくても相手からの連絡を待つだけでなく自分でも転職サイトをこまめに見て探すことをおすすめします

4月や10月など転勤シーズンになると空きがてることもあります

転職エージェント以外に友人を頼る

薬剤師の転職といったら皆さん転職エージェントを頼るかと思いますが、薬剤師の友人や知り合いに聞くのも実は効果的

薬剤師は薬剤師同士で繋がっていることが多く、「先輩の薬局で1人退職する人がいるよ」とか「友達の親が薬局経営をしてるから聞いてみようか?」など実に多くの情報が入ってきます

雇う側も全然知らない人よりも紹介で入ってくれる人の方が信頼できますしね

また派遣で働くという選択肢もあります

お給料の面でみたら毎月決まった収入ではなく月によってばらつきがでありますが、
派遣はパートと違って時給が高かったり、自分のペースで選べるので実はメリットも大きいです

ママ薬剤師オススメの転職サイト

最後にママ薬剤師が転職する際にオススメの転職サイトを紹介します




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私自身も利用しましたし友人の多くもこちらを使って無事転職しています
ファルマスタッフ の記事は

こちら



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最後まで読んでくださりありがとうございます♪

無事、転職・復職できますように!